【2024 SUPER GT OFFICAL TEST FUJI Day2】

2024 SUPER GT公式テスト富士の2日目。65号車LEON PYRAMID AMGは午前のセッション3で1分36秒536を記録しGT300クラス2番手となった。午後のセッション4はウエットコンディションの中でテストを進め、11番手タイムを記録した。

前日まで降り続いた雨も止み、セッション3ではスリックタイヤを装着してコースイン。この日から蒲生尚弥選手も合流し、メインでドライブを担当。主にタイヤテストを行った。セッション序盤は前日の雨が残っており、コース上のところどころに水たまりが残っている状態。徐々に路面コンディションが良くなっていき、ラップタイムも上がっていった。

65号車はセッション前半から好タイムを記録し、開始から1時間を経過したところでは、一時クラストップとなった。その後、篠原選手に交代しながら、タイヤテストを行なっていき、2人で合計70周を走破。最終的に1分36秒526のベストタイムで、トップから0.046秒差の2番手につけた。

午後のセッション4では、このセッションは当初から30分延長されて合計3時間の走行枠となった。このうち最初の30分はフルコースイエローのテストとセーフティカー導入時の手順を確認するSC訓練が最初の30分で実施された。また、前日のセッション1が予定より早く終了したため、セッション4の時間が30分延長された。

午前はドライコンディションで走行できていたものの、午後は雨が降り始めたことで、開始直後からウエットタイヤを履いての走行となった。前半は雨量が少なく様子を見る時間もあったが、雨量が多くなり始めた後半は篠原拓朗選手が乗りこみ、周回を重ねた。

これで開幕前の全テスト日程が終了。4月13日・14日に岡山国際サーキットで行われるシーズン開幕戦に向かう。

蒲生尚弥選手
「セッション3ではタイムこそ上位にいましたが、実際のレースではここまで寒いコンディションにならないと思いますし、シーズン中になればライバルも上がってくると思います。ひとまず自分たちのやるべきことはやれたかなと思います。毎年岡山では上位で争えているので、今回も良い結果を出して、良いシーズンのスタートを切れれば良いなと思います」

篠原拓朗選手
「ドライに関しては良い形で進められているかなと思います。午前中は蒲生選手がメインでしたが、その中で確認したいことはでき、伸ばせるところをしっかり伸ばしていきたいなと思います。午後のウエットコンディションでも色々とテストをして『このあたりで解決できたら良いな』というポイントがありました。チームに加入して3年目になるので、チームの力となって優勝できるように頑張りたいです」

黒澤治樹監督
「富士での2日間のテストで、我々としてはウエットの部分でステップアップできているのではないかなと思います。あとはタイヤのチョイスもそうですし、今年から予選方式も変わったので、その辺をうまくまとめられるかが重要なポイントになると思います。やるからにはチャンピオンを獲ることを目指していますが、そのために何が必要かを考えて、ひとつひとつ大事に戦っていきたいと思います」

 

 

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