【2024 SUPER GT OFFICAL TEST OKAYAMA Day2】

岡山国際サーキットで開催された2024 SUPER GT公式テスト岡山は2日目。
65号車LEON PYRAMID AMGは蒲生尚弥選手、篠原拓朗選手に加え、Cドライバー登録していた黒澤治樹監督もテストドライブを担当した。

午前9時からのセッション3は昨日の1日目と同様にドライコンディションでセッションがスタート。まずは蒲生選手が乗り込み、引き続きタイヤテストのメニューを中心に周回を重ねた。開始から1時間を迎えるところで1分26秒004を記録し、クラスに2番手に浮上した。

その後、篠原拓朗選手に交代して29周を走破。さらにテストメニューを進めていきたかったが、10時50分を過ぎたあたりで雨が降り始め、ウエットコンディションとなった。大半のマシンはピットに戻って様子をみたが、ここで急きょ予定を変更して、今回第3ドライバー登録をしている黒澤治樹監督がマシンに乗り込んだ。

シーズン中、レギュラードライバーの2人に万が一のことがあった時に備えて、黒澤監督がGT300クラスに参戦できるためのテストをクリアしておくというのが、今回乗車する主な目的で、残りの時間を使って合計15周を走り切り、ウエットコンディションではあったものの順調なペースで周回を重ねた。

午後のセッション4では序盤にレース本番を想定したスタート練習が行われ、篠原拓朗選手が担当した。ただ、ウエットコンディションだったこともありセーフティカー先導でのスタート想定の形が取られ、グリーンシグナル点灯と同時にセッションが始まった。これと同時に65号車はピットに戻り、コンディションの変化を見守った。

開始から50分を過ぎたところで篠原選手が再びコースインして、ウエットタイヤのテストを敢行。1分37秒693のベストタイムを記録し、GT300クラス19番手でウエットコンディションのセッションを終えた。

総じて2日間を振り返ると、ドライコンディションでは手応えも感じられた一方でウエットコンディションでは課題も見つかった。

蒲生尚弥選手
「周りが何をやっているか分からないところはありますが、昨日と比べて気温も低く、この順位になったのかなと思います。今回は、内容のあるタイヤテストもできましたしクルマのセットアップも進みました。それを踏まえて富士テストでもう一度おさらいをして、開幕戦を迎えたいです」

篠原拓朗選手
「ウエットに関しては周りが速そうなので、何か対策を打たなければいけないなという状況です。次回の富士テストでも自分のドライビングを高めていけるようにしたいですし、岡山で得られたことを富士でも取り入れていければなと思います」

黒澤治樹監督
「半乾きの路面では他のメーカーと比べて負けている部分もあるのかなと思いました。午前中に自分自身がドライブして感じたことは、BOPも変わった部分でタイヤに影響しているところもあるのかなと感じました。そうすると富士でも感触が変わるかもしれないので、しっかりと確認したいです」

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です