富士スピードウェイで行われている2026 AUTOBACS SUPER GT公式テスト。2日目のセッション3は午前9時30分から始まったが、気温7℃、路面温度8℃と1日目よりも寒いコンディションとなった。さらに昨晩降った雨の影響でウエット宣言が出され、途中にはストップ車両も発生して赤旗中断になる場面もあったが、65号車LEON PYRAMID AMGは順調にテスト走行を進めた。

前半は蒲生選手が担当して、引き続きタイヤとセットアップの確認を実施。後半は菅波選手に交代して、前日のテストデータをもとに、主に車両のセットアップを試す作業に時間を割いた。

2人合わせて54周を走破し、1分37秒398のベストタイムでGT300クラス18番手でセッションを終了。午後のセッション4でも、引き続きシーズン本番に向けた車両セットアップを進めていく。
午後のセッション4はドライコンディションで行われ、65号車LEON PYRAMID AMGは菅波選手がメインで走行を担当し、48周を走破。1分36秒828でGT300クラス7番手でテストを締め括った。

このセッションでも、主に車両のセットアップを確認する作業を実施。今季のGT300クラスでは車高やウイング角度の制限が新たに設けられることになり、それに対応するためのセットアップが課題となっていた。前日はタイヤテストを中心に行ない、2日目はいろいろなセットアップを試してデータを収集。それらを検証して、開幕戦に向けたセットアップや戦略などを練っていくことになる。
最終セッションもトラブル車両の発生で赤旗中断になる場面があったが、65号車自体はトラブルなく2日間を走り切り、4月に岡山国際サーキットで開催されるシーズン初戦に挑む。
蒲生尚弥選手
テストならではの、いろいろなセット変更を確認できました。いっぱい走ってデータも得られたので良かったです。ただ、現状ではセットアップのところで迷走気味なので、次に向けて、データを振り返り、4月の開幕戦に臨みたいです。おそらく今季はレースウィーク中に走りながら少しずつ変更を加えていくという感じになりそうです。そのくらい、このルール変更でガラリと変わっています。いずれにしても、いつも通り自分たちのやれることをキチンとやり切るレースを心がけていこうと思います。
菅波冬悟選手
今回はシーズン中に試せないようなセットチェンジをしてみました。そういう試みをたくさんこなすことができたので、ポジティブな2日間でした。今日もいっぱい乗せていただいて、練習もできたので、開幕戦に向けて良いテストになったと思います。セットアップに関しては、ここからシーズンに入っていくので、大外しをしない範囲でちょっとずつ探っていって、もっと良いものが見つかればいいなと思っています。
黒澤治樹監督
今回は2日間とも想定より寒いコンディションだったので、5月のレースに向けて参考になった部分が少なかったです。ただ、今年は車高のレギュレーションが変わって、僕たちが想定していたよりも、車高ひとつでこんなに変わるのかと感じるところもあったので、そこは岡山と富士のテストで確認できて良かったです。これをもって開幕戦に臨みたいです。
ディフェンディングチャンピオンとして獲りにいく姿勢は変わらないです。ただ、昨年も最後の1点2点の差が大きかったように、守りに入るのではなく攻めていくという姿勢は変えたくないです。追われる立場になるかもしれませんが、我々としては『新たな挑戦者』という思いで、気を引き締めて1年間戦っていきたいなと思っています。
