【2025 SGT FUJI TEST #65 Day1】

2025 SUPER GTの2度目となる公式テストが3月29日(土)に富士スピードウェイでスタート。
65号車LEON PYRAMID AMGは4番手タイムで1日目の走行を終了した。

前日までは半袖で過ごせるような陽気だったが、1日目は一転して朝から雨模様となった。天候状況を鑑みてセッション1は10時00分からスタート。各車が一斉にコースインし、65号車は菅波冬悟選手が乗り込んでウエットタイヤの確認を始めた。しかし、路面温度が低いこともあり状況的に有益なデータ収集が見込めそうにない天候ということで、2周目にピットイン。

コンディションの変化を待っていたが、あいにく雨脚は強まる一方となり、その後はピット内で状況を見守ることとなった。その間、ガレージ内ではメカニックがタイヤ交換の練習を実施するなど、待ち時間を有効活用。結局、65号車は最後までコースインせずにセッション終了。午後の走行に備えることとなった。

午後のセッション2も序盤は雨量が強く、しばらくピット内で待機して様子を見ていたが、開始から1時間を経過して雨脚が落ち着いてきたところでコースイン。菅波冬悟選手が走行を担当した。走るにつれて水の量が減っていく状況だったため、周回を重ねるごとにタイムを更新し、最終的に1分44秒691でGT300クラス4番手につけた。

蒲生尚弥選手
「僕は今日は全く乗らずに終わりましたが、2日目は晴れる予報が出ているので楽しみです。岡山テストでもドライで走れる時間が少なかったので、そこでのおさらいというか、ドライコンディションで確認できるところを進めていきたいと思います。開幕戦と第2戦に向けてセッティングの部分も詰められたらと思います」

菅波冬悟選手
「午前は雨量が強くて2周走ったのみで終わりました。午後のセッションも最初は雨量が強かったですが、後半から終盤にかけて走れたのは良かったです。僕自身、今年このクルマにあまり乗れていなかったので、少しでも走行の機会をいただけて勉強になりました。タイムも良かったですし、最後はけっこう速いチームもいましたけど、もう少し詰めれば追い越せるところに入れたのは良かったです」

黒澤治樹監督
「岡山に続き雨のコンディションとなりましたが、その中でもウエットタイヤの確認などができました。あと菅波選手は岡山テストであまり走れなかったから、今回の富士でたくさん走ってもらって、クルマにもチームの組み立て方にも慣れてもらいました。『さすが速いドライバーだな』というところもありましたし、今年は2人速いドライバーがいるから強く戦っていけるかなと。そういう確認もできたし、タイヤの確認もできた1日でした。明日もしドライコンディションになれば、また違うことも確認できると思います」

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