2023 SUPER GT 富士公式テスト リポート#Day2


富士スピードウェイでSUPER GTの第2回公式テストが行われ、2日目午前のセッション3は再びウェットコンディションとなった。本格的な雨の中、初日以上に装着するブリヂストンのウェットタイヤとLEON PYRAMID AMGの相性の良さが明らかになったのは、大きな収穫だ。3番手につけ、あとは午後からの最終セッションを残すのみとなった。
日曜日早朝の富士スピードウェイは、またも雨によって路面が濡らされていた。初日のセッション1と2でさまざまなウェットタイヤ、ウェットセットは試されたが、一切の妥協を許さないのが、黒澤治樹監督とK2 R&D LEON RACINGの身上である。
このセッションも蒲生尚弥選手から走行を開始。計測2周目に、1分53秒670をマークした後にピットイン。雨量が増したため、セッション1同様ピットで待機することとした。この時点での順位は3番手。ちなみにトップ4はブリヂストンユーザーで占められていた。
折り返し以降は、GT300クラスの車両はほとんど走ることは無く、結局天候は回復するどころか、さらに悪化。コース復帰はかなわず、篠原拓朗選手は1周も走ることなく、セッション3は終了となった。

午後からのセッション4は、朝から降り続く雨が一向にやむ気配を見せず、むしろ悪化の傾向に。ピットで待機していたものの、より走行にも支障をきたす状況にさえなったため、K2 R&D LEON RACINGは出走を見合わせることとした。応援してくれる皆さんに、激走を見せられないのは心苦しくもあるが、このような状況で無理は禁物であることを、ご理解いただきたい
開幕戦は岡山国際サーキットで4月15〜16日に開催予定。LEON PYRAMID AMGの勇姿に、乞うご期待!

「さすがに今日は(苦笑)。昨日も雨で、けっこうテストできましたし、今日はよりコンディションが悪いし、開幕も近いだけに車を壊すわけにはいかないので待機していました。開幕戦、良い結果になればいいですね」(蒲生尚弥選手)

「今日は、待っているだけでした……。これだけ雨量の多い中、2日間無事でいられて良かったです。開幕戦は天気の良いことを願って、気持ちよくレースがしたいです」(篠原拓朗選手)

「こんなコンディションなので、しょうがないですね。確認したいことは、確認できたので待機していました。開幕戦に向けては、十分な準備をして臨んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします」(黒澤治樹監督)

 

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